連載 助産院のごはん・18
佐久間助産院―米,醤油,味噌など日本の発酵食品のよさを次世代にも伝えていきたい
畑中 郁名子
pp.467,532-535
発行日 2011年6月25日
Published Date 2011/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101921
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妊婦健診では,主に食生活と身体の冷え解消法を伝えるという佐久間早苗院長。食事については,長いときは1時間以上かけて,調味料,食材,食べ方についても助言する。食生活や習慣など,出産に向けて女性自身ができる努力をしないのは,日々の生活への責任を放棄したのも同然だと,厳しくしかることもあるという。妊婦の伴走者として,どのように食事の大切さを伝えるのか。532ページで取材した。
赤ちゃんが生まれやすい
身体づくりをしてほしい
千葉県香取郡多古町にある佐久間助産院は,用がなくても立ち寄って話したり,子どもを遊ばせたりと地域の「くつろぎ広場」のような役割を担っている。院長の佐久間早苗さんは,「多古ばあば」と呼ばれ,嫁ぎ先と実家の間のような存在,“第2のお母さん”として慕われ,産後10数年経っても立ち寄る人もいるという。
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