連載 助産院のごはん・16
豊倉助産院―食事は生きていくために必要なもの。妊娠を機にその質を見直してほしい
畑中 郁名子
pp.299,366-369
発行日 2011年4月25日
Published Date 2011/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665101879
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旬に限らず,一年中スーパーに行けばたいがいの食材を手に入れられる。自然界とは異なる環境に生きている女性にとって,「『お産だけ自然に』というのは難しい」と豊倉節子院長は言う。妊娠中に食事や運動で身体を整えて,自然なお産,自然な子育てにつなげてほしい。そんな願いを込めて,助産院と近隣のサロンを開放して,食を交えたクラスや集まりを開催する。その理由を366ページで取材した。
妊婦健診のほか,サロンやクラスでも食事の大切さを伝える
豊倉助産院の近隣にある豊倉サロンでは,プレママや産後のママを応援するさまざまなクラスや会合を開催している。助産院が主催するものと,豊倉助産院で出産した先輩ママが主催するものに分かれているが,脈々と受け継がれている基本的な考えは変わらない。
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