特集 ―現場の疑問に答えます!―アロマ実践のための「あれ」「これ」
アロマをどう使っていますか?
⑥豊倉助産院
豊倉 節子
1
1豊倉助産院
pp.723-726
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100258
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Q1 アロマセラピーを周産期領域の現場に導入したきっかけは何ですか?
A 平成6年に豊倉助産院を開業した頃,ちょうどアロマセラピーが助産師たちの間で広まりました。オリエンタルなお灸の香りとは違って,何となく西洋の香りのする香水とも違った雰囲気のアロマオイルとの出会いは,私の助産院開業の後押しでもしてくれているような気持ちになったものです。さて,助産院はご承知の通り正常なお産のみ扱うところであり,産婦は自然の自分の持っている力を,思う存分発揮してお産したいと思っています。しかし,身体の持っている力が十分発揮されずに,見過ごしている方が多いのも現実です。そこで当院では,代替医療という形で,お灸・テルミー温熱療法などと共に「産婦の持っている力を引き出す」ことを目的にアロマセラピーを導入しました。
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