連載 「わかる」から「できる!」に変わる臨床研修・3
新人助産師の集合研修の実際
橋本 加奈枝
1
,
横山 恵子
2
1日本赤十字社医療センター106棟
2日本赤十字社医療センター分娩室
pp.1080-1088
発行日 2006年12月1日
Published Date 2006/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100903
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日本赤十字社医療センターの助産師169名は,105棟(産科49床),106棟(産科43床,婦人科8床),MFICU(6床),分娩室,NICU(12床),未熟児室(40床)の各職場に分かれ勤務しています(2006年8月現在)。毎年,進学,結婚,出産,定年,転勤,精神的ストレスなどを理由に退職者があり,4月には25名前後の助産師が就職してきます。当センターでは看護部の理念・看護部の教育目標にもとづき,周産期独自で「周産期看護師・助産師の理念」を掲げています(表1)。
周産期では看護部主催の研修のほか,助産師として必要なスキルアップのために独自の研修を企画し,実践してきました。さらに2003年度からは新たに研修プログラムを変更しています。本稿では,いま取り組んでいる集合研修の概要を紹介します。
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