特集 混合化する産科病棟―地域格差と時代の要請を超える「鍵」の在り処
特集関連・特別寄稿
変革を求められる医療界で,ケアを標準化していくことの意味
阿部 俊子
1
1東京医科歯科大学大学院
pp.704-707
発行日 2004年8月1日
Published Date 2004/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100800
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医療環境は大きく変遷してきている。平均在院日数の短縮化と病床稼働率の向上は病院が生き残るために必要な条件であり,このような要請に柔軟な対応をしていくことが今後必要となる。混合病棟では,従来の専門病棟だけでなく,他科の患者の疾患管理や医師との連絡調整を行なうことが必要となる。
産科でも混合病棟というのが多くなる中で,様々な病院の取り組みや変容もある。業務過多になっている,産科と婦人科が混合になる,産科が足りない,産科だけとした病院もある。
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