グラフ 組織づくりシリーズ・51
今 求められている 保健婦の自己変革—3人の保健婦の変革過程にみる
松下 拡
1
,
菊地 頌子
2
1元松川町教育委員会
2城東保健所
pp.885-892
発行日 1985年11月10日
Published Date 1985/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1662207065
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組織づくリシリーズの基本的な考えは 単なる技術の問題としてとらえるのではなく 住民の実態にどう迫り得るかということを前提にして 組織を考えようとするものである."何をつかむことが実態把握なのか"について もう一度自分の考えを自分の言葉で表現してみよう.自分の意識の中に抽象的であいまいな部分はないだろうか."住民から学ぶ"というとかっこよく聞えるが 具体的にはどういうことか考えてみて 自分の中にあるあいまいさやごまかしに気づいていくことが 自分自身を変えることである.
このことに気づくきっかけは 住民にじかに接する しかも"真剣に接する"ところにあるようだ.この点について今まで取り上げてきた中から 3人の中堅保健婦の自己変革をみつめることにしよう.
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