特集 「技術教育」のあり方を考える
助産師の継続ケアの実施について
小松 昭子
,
濱田 美和
1
1島原マタニティ病院
pp.231-235
発行日 2004年3月1日
Published Date 2004/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100692
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入院中の継続ケアを受けて思うこと
妊婦の立場から
小松 昭子
(長崎県島原市)
前回妊娠時との違い
第1子の出産は,約20年前のことでした。初めての妊娠に不安だらけ……。当時は今よりも出産する人が多かったからでしょうか,特別扱いされていなかったような気がします。最初の妊娠は,19歳だったのですが,今回は39歳と高齢出産で,その間が20年も空いていたせいか,初産と同じような気持ちでした。
しかし,今回は入院したこともあってか,助産師さんとのかかわりが多く,心強く感じ,安心して妊娠生活を送ることができました。特別な理由もなく島原マタニティ病院に行き出産することになったのですが,こんなに幸せな思いをしたのは初めてです。妊娠は,とてもきつくて辛いという記憶しか残っていなかったのですが,今度はたくさんの声かけや,援助を助産師さんからいただき,乗り越えることができました。
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