特集 質の高いケアの提供とPOS—第12回POS研究会報告
[ワークショップ]
継続ケアのためのサマリー
羽白 清
1
1天理よろづ相談所病院消化器内科
pp.693-697
発行日 1990年11月1日
Published Date 1990/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663900118
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はじめに
筆者は昨年の第11回POS研究会のメインテーマを「医療の質を高めるPOS」と定め,ワークショップの1つに「継続ケアのためのサマリー活用」を企画したが,第12回研究会ワークショップのテーマにもサマリーが取り上げられ,前回司会をお願いした畑尾正彦,吉井良子両先生に今回も司会の労をとっていただいたため,参加者は異なるとはいえ,前回の内容を踏まえたワークショップの成果が期待された.
参加者は155名を数えたが,成人13組,小児2組,母性1組の16グループに分かれ,それぞれのグループ討議の後,グループ発表と全体討議を行なった.参加者の全員が看護婦であり,必然的に討論の対象は看護要約となった.
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