特集 「成育医療」がめざす周産期のケア
成育医療がめざす周産期ケア
國見 恵子
1
,
阿部 聖世
1
1国立成育医療センター周産期病棟
pp.632-635
発行日 2003年8月1日
Published Date 2003/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100565
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「成育医療」という概念
少子化が急激に進む現在,次の世代を担う子どもとその家族の健康を守り,増進させることは,国民的課題となっている。一方,高度に専門分化する医療の現場や,受け手である患者,その家族からは,それらを包括的,総合的にとらえた継続的医療の必要性が強く叫ばれている。
これらのニーズに応え,国立大蔵病院と国立小児病院を統合し,日本で5番目のナショナルセンター「国立成育医療センター」が2002年3月1日に開院した。
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