この本いかがですか?
『糖尿病患者のフットケア―フットケア外来のシステムとケアの実際』
和田 幹子
1
1(社)日本看護協会
pp.254
発行日 2005年3月1日
Published Date 2005/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100170
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
現在,「糖尿病を強く疑われている人」のうち,約1.6%の方が壊疸を合併しているといわれています。また,糖尿病患者さんの60~70%が,軽度から重度の神経障害をもっているといわれています。妊娠時の検査で初めて糖尿病と診断された方は,比較的発症後間もない若い方が多いかもしれません。しかし,糖尿病の足病変に直結する神経障害は糖尿病と診断されたころから徐々に進行が始まっています。初期のうちに動機づけができれば,将来,壊疸を予防することもできます。
本書は周産期にある方にフットケアをはじめたいと考えている助産師・看護師や,糖尿病の妊婦さんや患者さんに生活の指導をする機会が多い医療者にぜひ参考にしてほしいフットケアの実践書です。
Copyright © 2005, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.