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第1回日本母性看護学会セミナー―「変わる産科医療・望まれる院内助産院」
跡上 富美
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1第1回日本母性看護学セミナー事務局
pp.416-417
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100107
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去る2月18日,日本母性看護学会セミナーが,東北大学臨床大講堂で行なわれた。産科医療の現場では医師不足を背景に,産科診療の休止や分娩取扱いの停止などが全国的に問題となっているが,東北地方ではこの問題が深刻かつ緊急な対応を要する状況であり,多くのお産難民を生み出している。
より良い産科医療をめざして
状況打破を目指し,厚生労働省の研究班や日本看護協会などで検討がされている。このなかでオープンシステムとともに導入が検討されているのが院内助産院である。本セミナーでは「変わる産科医療・望まれる院内助産院」のテーマで,今後の産科医療体制整備の方向性とそのなかでの院内助産院が持つ可能性について,4人のシンポジストを迎えて国内外の状況を紹介しながら講演が行なわれた。
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