特集 満足で安全なお産 「院内助産院」をめざそう
「助産所モデル」の助産システムの現在
③深谷赤十字病院産婦人科病棟
柿沼 直美
1
,
岡田 典子
1
,
坂本 悦子
1
1深谷赤十字病院
pp.304-306
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100081
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助産師外来を担当して
私たちは深谷赤十字病院に就職して4年目になり,昨年の6月から助産師外来を担当するようになった。今回は私たちが助産師外来を担当し,日頃感じていることを述べていきたい。
助産師外来を担当するまで
まず,就職当時から助産師としての意識を常に持ち主体的に対象とかかわることを学んできた。たとえば,正常分娩は助産師が責任を持って介助していくこと,また,異常と判断したことはまず先輩助産師に判断を伝え,指導を受けてから,状況により医師に報告するようにしていた。そうすることで,正常と異常を見分ける知識・技術や判断力を養っていった。
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