特集 満足で安全なお産 「院内助産院」をめざそう
「助産所モデル」の助産システムの現在
④湘南鎌倉総合病院産婦人科
長谷川 充子
1
,
飯田 由梨
1
1湘南鎌倉総合病院
pp.307-309
発行日 2006年4月1日
Published Date 2006/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1665100082
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将来,院内助産院で働くということ
将来院内助産院ができて,そこで仕事をするようになると,助産師が専門職として,妊娠経過の観察や正常分娩に関する責任を持って対応していかなくてはいけない。
現在,湘南鎌倉総合病院では,正常経過である妊婦・産婦・褥婦に対し,助産師が主体になってかかわり,異常な経過が見られた妊婦・産婦・褥婦に対しては状況に応じて医師の診察を受けるというシステムで動いている。ただ,助産師が主体であるという現在の当院のシステムでも,全例の分娩に医師は必ず分娩に立ち会い,産後の診察は必ず医師の診察を受けているなど,例を少し挙げただけでも医師の力を借りている。
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