特別記事 新世紀の看護にふさわしい臨地実習教育へ―第23回国立医療技術短期大学部看護学科協議会総会シンポジウムより
指導者に求められる教育的支援のあり方
森田 敏子
1
1岐阜大学医療技術短期大学部
pp.763-766
発行日 1997年10月25日
Published Date 1997/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663901694
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固有の学習としての4領域
臨地実習はカリキュラムに位置づけられた教授・学習活動の1つの形態として看護教育に不可欠のものである.つまり,教授・学習活動を成立させる必要があることを,まず確認したい.
臨地実習委員会1)Aグループでは,「臨地実習の固有の学習」として4領域を提言してきた2).それは,「A.人間関係を成立させる学び」「B.看護実践の価値認識の学び」「C.知識・技術・態度の統合の学び」「D.専門職業人として身につけるべき姿勢・態度の学び」である.
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