連載 ポジティブな地域づくりを考える ポジティブ心理学×公共哲学から見る公衆衛生活動・16
食行動へのポジティブ心理学アプローチ—感謝とボディイメージ
島井 哲志
1
,
小林 正弥
2
1関西福祉科学大学
2千葉大学大学院社会科学研究院
pp.1020-1027
発行日 2021年12月10日
Published Date 2021/12/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664201785
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第16回では,食行動や身体に対するポジティブ心理学からのアプローチについて考察します。まず,島井氏が食行動によりポジティブ感情が高められウェルビーイングにつながることを示した上で,肥満とやせの問題に対するポジティブ心理学を活用したアプローチについて解説します。
後半は,小林氏が心理的ウェルビーイングと身体的ウェルビーイングは相互に影響していることや,身体が感情や心理に影響を与えることに関するポジティブ心理学の研究結果を紹介します。
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