連載 現場の疑問に答える 地域づくり型保健活動 Q&A・14
統合的思考で進めることに戸惑う人はいませんか?
岩永 俊博
1
1健康なまちづくり支援ネットワーク
pp.176-179
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200632
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前回は,地域や職域で進められる事業や活動を,仕組みづくりをめざしたものとして位置づけることの大切さや,ワークショップをスムーズに進める際の工夫の留意点などについて説明しました。
大切なことは,「このワークショップで話し合われていることは何か」を忘れないようにすることです。このワークショップの第1の目的は,いま自分たちが進めようとしている,あるいは進めている事業や活動が,自分たちの地域での,話し合いの対象になっている人たちの健やかな暮らしの実現のためのどこにどう位置づけられるかを,一緒に活動を進める人たちが共有することです。
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