連載 健康インセンティブ制度見聞録・2
―奈良県奈良市―交通系ICカードも利用できる「奈良市ポイント」を4課で共有
西内 義雄
,
奥田 知栄子
1
,
御明 和子
1
1奈良市保健所健康増進課
pp.164-168
発行日 2017年2月10日
Published Date 2017/2/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664200630
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4課でポイントを共有
奈良市は奈良県の北部に位置する中核市であり,世界遺産の多い国際観光文化都市でもある。市内は観光・商業・農業が中心の旧市街地の南部と中部,市外への通勤者が中心の西部,梅・茶・米などの農業が中心の東部の4地区に分かれている。
健康にまつわるインセンティブ事業は,健康増進課が担当する「健康増進ポイント」が該当する。ただ,これは単独で行われているものではなく,長寿福祉課の「長寿健康ポイント」,協働推進課の「ボランティアポイント」,スポーツ振興課の「健康スポーツポイント」を合わせた「奈良市ポイント制度」の一環として運営されているのが特長だ。
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