連載 現場で使える!健康教育ツールを開発しよう・4
作成:対象者にひびくメッセージをつくろう
金子 典代
1
,
市川 誠一
1
,
辻 宏幸
2
,
鬼塚 哲郎
2
1名古屋市立大学大学院看護学研究科
2MASH大阪
pp.82-89
発行日 2008年1月10日
Published Date 2008/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100922
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第2回から3回にわたって,ツールの開発段階の計画について説明しました。第4回は,ツールの作成のプロセスについて説明します。とくに,どのようなコンセプトのツールにするのか,ツールにどのような内容のメッセージを盛り込むのか,対象者にインパクトを与えるメッセージにするにはどのような点に気をつける必要があるのか,などに焦点を当てて解説します。
また,前回に引き続き,ツール開発の事例紹介として,大阪でエイズや性感染症の予防に働きかける活動を行ってきたMASH大阪による大規模なコンドームパッケージ配布キャンペーンを紹介します。コンドームパッケージにつける予防のメッセージやパッケージのデザインをどのように考えていったのかなどについてインタビューを行いましたので,参考にしてください。
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