活動報告
重複・頻回受診者の医療費適正化に向けた効果的な支援方法と今後の課題
大竹 久美子
1
,
土屋 裕子
1
,
山下 裕美
1
,
中村 栄子
2
1千葉県横芝光町健康管理課
2千葉県国民健康保険団体連合会
pp.816-822
発行日 2007年9月10日
Published Date 2007/9/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100850
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
はじめに
国保加入率の高いA町においては,保健師が重複・頻回受診者への家庭訪問をすることによって住民の健康問題を把握でき,保健指導による生活習慣や受診行動の改善,また医療費の削減につなげられるのではないかと感じていた。
そこで,2003年度から2005年度までの3年間,千葉県国民健康保険団体連合会(以下,国保連)の協力・支援により「重複・頻回受診者訪問指導支援事業」を実施した。
この事業をとおし,重複・頻回受診者の受診行動の問題点を把握することができた。同時に,訪問指導対象者の変化と実施した訪問指導との関連を明らかにすることにより,効果的な支援のあり方を検討し今後の課題を整理した。
Copyright © 2007, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.