進展する地域医師会の公衆衛生活動 胃集団検診に取り組む津山市医師会・3
受診状況と課題
河原 大輔
1
,
大桑 修
1
,
額田 克海
1
,
綾部 長徳
1
Daisuke KAWAHARA
1
,
Osamu OHKUWA
1
,
Katsumi NUKADA
1
,
Motonari AYABE
1
1津山市医師会
pp.198-199
発行日 1991年3月15日
Published Date 1991/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1401900304
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綾部理事「ここで,胃検診部の設備の現況をご紹介しましょう.検診車は常に大きな課題でしたが,昭和63年度末に高性能の胃集団検診車に更新しました.これでフィルムの大きさが70mmがら100mmに改められ,高解像力でコントラスト,輝度など全般にわたり診断精度が向上し,読影も容易になりました.また,撮影線量がきわめて少なく,診断能力が高まるとともに被爆線量が減少しました.また,単位時間当たりの撮影人数の増加,受診者の待機時間の短縮など,効率的検診や読影活動が進められるようになりました.」
津山市医師会は一部負担金2千万円弱で新鋭の検診車を導入した.同時に県医師会と津山市に陳情し,経年的な運営の補助を受けている.
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