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「温泉はかせ」がまちを盛り上げる!―《温泉資源》+《健康づくり人材》のまちづくり効果/健康づくりから温泉街の活性化に―温泉はかせ養成事業と温泉モニターツアー
福本 久美子
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1熊本県鹿本地域振興局保健福祉環境部(山鹿保健所)
pp.1151-1153,1190-1194
発行日 2004年12月1日
Published Date 2004/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100612
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温泉は魅力的な健康づくり資源。いま各地で,温泉を活用した健康づくり事業が生まれている。なかでも熊本県鹿本地域での温泉活用は“健康づくり”と“まちづくり”とを一体的に進めようとするものだ。そのキーパーソンとして養成されているのが「温泉はかせ」。旅館・公衆浴場の経営者が「温泉はかせ」となり,ひとを健康にし,まちを豊かにしていく。
温泉モニターツアーを開催!
熊本県鹿本地域振興局管内鹿本郡市の山鹿温泉と平山温泉では,2004(平成16)年3月に1泊2日のモニターツアーを実施しました。これは山鹿の魅力を十分に味わってもらえる観光ツアーを開発することで,温泉街の活性化をめざすもので,鹿本地域振興局の振興調整室(商工観光部門)を中心に保健福祉環境部も協力し,温泉旅館の経営者,山鹿市観光課,県などで検討会を重ねながら企画しました。
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