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まちの「げんき」は住民の笑顔が生み出す―紀南健康長寿推進協議会の取り組み/いま,「ゆる体操」がおもしろい―遊び心を忘れずに
杉谷 俊明
1
,
山下 成人
2
1紀南健康長寿推進協議会
2三重県熊野保健所
pp.511-513,552-557
発行日 2004年6月1日
Published Date 2004/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100500
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いま三重県南部の紀南地域ではユニークな「健康なまち」づくりが展開されています。
農林漁業を主産業とする高齢化地域の新たな挑戦です。
いま協議会が注目しているのが「ゆる体操」。これは,全身のバランスを整え,細部のこわばりを取り除くリラックス法で,高岡英夫先生(運動科学総合研究所:写真中央)が開発したもの。写真(上)は今年3月に開催された「紀南健康長寿活動交流会」での実技指導の場面,写真(左)は指導者講習会の様子です。
紀南健康長寿推進協議会とは
紀南健康長寿推進協議会(以下紀南健康長寿,会長:河上熊野市長)は,1997年に健康長寿日本一をめざそうと設置された紀南管内5市町村(熊野市,御浜町,紀宝町,紀和町,鵜殿村)と三重県からなる協議会です。協議会には県2名,市町村2名の職員からなる事務局があり,運営にあたります。
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