特集 障害のある子どもと家族への支援 保健師が知っておきたい制度・現状・情報源
障害のある子どもへのアプローチ―障害児支援の変遷と保健師に期待される役割
西牧 謙吾
1
1独立行政法人国立特殊教育総合研究所
pp.712-715
発行日 2005年8月1日
Published Date 2005/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100180
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筆者は,2003年3月までは地域保健の分野で仕事をしていた。現在は,障害児教育に携わり,おもに障害のある子ども達を一生にわたって支えるためには,誰がどのように何を目的として支援すればよいかということについて,教育という視点から考えている。本稿では,母子保健と障害者福祉政策の流れを振り返り,現在の子育てのあり方と時代の障害観の変遷を押さえたうえで,発達障害の特性を考慮した支援のあり方と,それに対する保健師の役割について述べてみたい。
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