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市町村のための精神保健福祉中央研修会
pp.133
発行日 2005年2月1日
Published Date 2005/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100120
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2004年12月16・17日,東京都港区の全社連研修センターにて,「市町村のための精神保健福祉中央研修会」が(社)全国保健センター連合会主催で開かれた。参加者は全国の市町村の精神保健担当の保健師,精神保健福祉士,事務職ら70名。
初日はまず,厚生労働省からの行政説明に続き,札幌市精神保健福祉センター所長の精神科医である築島氏が,最近の精神疾患についてレクチャーした。パーソナリティ障害の見分け方や当事者との距離のとり方など事例を用いて説明し,「精神保健福祉活動をするうえで重要となるのは技術力と企画力。今後は市町村の精神保健福祉担当者の力が試されるようになる。そのためには技術を磨こう」と語った。青梅市の三谷泰子保健師からは,自身の体験にもとづく精神保健福祉活動のコツがユーモラスに語られ,会場は大いに沸いた。
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