特別記事
「保健師学生の実習指導に関するあり方」調査研究を終えて
村田 昌子
1
1全国保健師長会
pp.402-403
発行日 2006年5月1日
Published Date 2006/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100092
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保健師学生の臨地実習が担ってきた役割として,教育的要素は言うまでもなく,次代を担う保健師学生たちが進路を決定する重要な機会と考える。長い歴史のなかで,教育や実習現場を取り巻く環境は著しく変化してきており,とくに看護大学は,この10年間で4.3倍の120校となり,学生数も5.3倍の8800名余りになっている。
一方,地域においては新規採用数の低迷,保健師の職域拡大による分散配置,市町村合併による変化に加え,保健医療福祉の各分野の実習も増加してきている。このような状況のなか,保健師教育の検討会においても地域の実習施設や実習指導者の確保が課題とされてきたところである。
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