特集 保健活動の対象を捉えなおす
対象として見落としがちな事例
①「軽症脳卒中発症者」を支援する
松浦 仁美
1
,
早川 光江
1
,
兵頭 昌子
1
,
織田 文恵
1
,
竹之内 直人
1
,
大内 裕美
2
1愛媛県宇和島保健所
2宇和島市健康増進課
pp.198-202
発行日 2006年3月1日
Published Date 2006/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1664100055
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再発のハイリスク群でありながら,あまり把握されていない「軽症脳卒中発症者」。宇和島保健所では,保健・医療・福祉のネットワーク体制を作りつつ軽症脳卒中発症者を把握し,その実態に即した事業を立ち上げようとしている。
愛媛県の南西部に位置する宇和島保健所は,1市3町を管轄しています。管内人口は13万8661人,高齢化率は28.6%と高齢化率の高い地域となっています(2005年4月1日現在)。
本稿では,地域保健推進特別事業(国庫補助)を受け,2004年度からモデル事業として実施している「軽症脳卒中発症者の支援ネットワーク推進事業」の取り組みについて紹介します。
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