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高等学校衛生看護科卒業生の追跡調査
丸岡 隆二
1,2
1大阪府立白菊高等学校
2大阪府立看護短期大学
pp.500-507
発行日 1978年8月25日
Published Date 1978/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908984
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はじめに
近年,看護界では看護の質の向上をめざし,看護制度改正運動が盛んに行われている.これは資格条件取得の前提である看護教育の内容充実と諸条件の改善につながる問題として,看護教育関係者に対し,それぞれの足もとを見なおす問題を投げかけている.
大阪府立白菊高等学校(職業高校としての衛生看護科と2年制の看護婦養成機関としての看護専攻科とを併設)では,開設10周年を迎え,歩んできた10年間を振りかえって,昭和52年7月-9月の間に,以下のような質問紙調査を行い,10月末に中間的なまとめを終わったので,調査項目のうち若干項目を抽出してその概要を報告する.なお,この調査は,その企画,実施,集計,評価のすべてにわたり,大阪府科学教育センター教育計画研究室のご指導を得て実施した.
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