特別企画 わが校の新カリキュラム—三重県立大学医学部付属高等看護学校の現状をさぐる
新カリキュラムを検討してみて
論稿 三重県立大学医学部付属高等看護学校実行委員
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1第12回全国看護学生ゼミナールカリキュラム分科会
pp.16-19
発行日 1969年10月1日
Published Date 1969/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908900
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はじめに
新カリキュラムが実施されて2年間,今日に至るまでには新カリキュラムの内容,あるいは運営方法,受ける側の姿勢など種々の問題点が抽出されており,検討すべき点を多く含んでいる。現在,わが校はそれらの問題に関して,学生側,さらに学生と教務との話し合い,また学生・教務・講師によるゼミナールなどがもたれ,真剣に問題解決に取り組んでいる。
カリキュラムは私たちの学校生活において一番身近なものであり,ことに看護概念の変遷にともなった新しい教育が望まれる現在,カリキュラムをより充実したものへと発展させることは,看護学樹立のためにも,真の看護を求める学生を養成するためにも重要なことである。
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