授業研究
ロイ適応モデル—看護過程への適用
宮脇 美保子
1
,
重松 みゆき
1
,
坪田 美鈴
1
,
高橋 桂子
1
,
井戸 隆子
1
1滋賀県立総合保健専門学校
pp.816-819
発行日 1989年12月25日
Published Date 1989/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908741
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はじめに
看護基礎教育において,看護過程展開の能力を養う場として,臨床実習は重要な位置を占める.学生は,実習した内容を実習記録として残す.そして,その記録を通して,指導者から助言を受けることが多い.したがって,教員は臨床に対して学内での看護過程の教授目標や内容を理解してもらい,同じ方向で指導してもらうための努力をしている.
看護過程は,看護診断過程と診断に基づく解決のための方法論である.しかし,この方法論だけを教授しても実践の看護を方向づけることはできない.そこで,看護過程を支える看護理論の必要性が出てくるのである.
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