特集 精神科看護・Ⅱ
カリキュラム改正後の精神科看護の課題を求めて—第1回精神(科)看護実習検討会の報告
金城 祥教
1
1聖隷学園浜松衛生短期大学
pp.549-551
発行日 1989年9月25日
Published Date 1989/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908695
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検討会開催にあたって
精神科看護の実習に関する実践報告や研究発表は,多くは日本看護協会(以下,日看協と略す)主催の看護教育学会においてなされてきた.一方,日本精神科看護技術協会(以下,日精看と略す)においても学会等において学生指導の研究報告がなされてきた.また日精看では事業の1つとして精神科臨床指導者講習会が定期的に開催されてきていた.
しかし,精神科看護をめぐって,さまざまな立場の人が一堂に会して集中的な討議を行なったりすることはまれなような気がしていた.大学や専門学校などの教育機関に所属している人は日看協の看護教育学会の場において,一方精神病院,精神科臨床の人は日精看の学会の場において,それぞれが別な場でこの問題について討議してきた印象が強い.
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