看護人間学のための論理療法入門・4
論理療法の概略・その2
伊藤 順康
1
1東京理科大学
pp.816-819
発行日 1987年12月25日
Published Date 1987/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908465
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思考と感情—(3)
先月号の,思考と感情(1)において,感情が心の中のことば,つまり心の中の文章記述としてあらわされ,それが行動を左右するものであることをみた.
さらに思考と感情(2)において,感情とは決して何の前ぶれもなく突然に生ずるものではなく,つまり何ら無意識的・神秘的なものではなく,われわれの観念・思考・考え方,すなわち思考過程から生ずるのだということを,実例を通して考察してきた.
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