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杉原 千歳
1
1鳥取大学医療技術短期大学部
pp.193
発行日 1987年4月25日
Published Date 1987/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908362
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現在,国立系の医療技術短期大学の看護学科では,その多くが戴帽式を実施していない.これは戴帽式はカリキュラムのなかに入れるべきものではないという判断がされているためだ.杉原先生は短大に教官として就任し,第1回生の教育から‘看護の心を養っていくための戴帽式の必要性’を説き,学生や一般教養の教官を説得するため,自ら鳥取大学医学部付属看護学校で行われた戴帽式を8mm映画にして,戴帽式の意義を訴えた.
戴帽式の映画を見た学生たちのなかから‘どうしても戴帽式を行ってほしい’という声が数多く出てきたため,看護系の教官の自主に行うセレモニーという位置づけで戴帽式が実施され,今日まで継続して行われている.
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