教育技法研究 基礎看護技術教育の検討・9
無菌操作についての指導
持永 静代
1
1千葉県立衛生短期大学
pp.238-243
発行日 1987年4月25日
Published Date 1987/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908370
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指導内容およびポイント
日常生活や医療の場において感染予防のための基本的な技術にどのような技術があるかを,その意義とともに説明する.体験学習するものとしては,手や物品の消毒液作り,薬液による手洗い方,ブラシと石けんによる手洗い方,滅菌ゴム手袋のはめ方・とり方,ガウンテクニック,創部の消毒の仕方,ガーゼ交換,消毒物品の取り扱い方,注射器による薬液の吸い上げ方,導尿などである.
この単元では,清潔と不潔の区別の意味,見えない微生物に対しての隔離の意味を十分に理解し,確実にできること,さらに微生物学的知識薬理学的知識をいかに看護技術に活用させるかを学ぶ.そして看護者としての態度を強調する(微生物学,薬理学は未学習である).
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