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「日本人にあった看護理論を考えていきたい」
合田 冨美子
1
1岡山県立短期大学
pp.401
発行日 1986年6月25日
Published Date 1986/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908249
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合田先生は,看護婦不足の解消のために,岡山県が県立の高等看護学院を創設したとき,それまで情熱を傾けてきた保健婦の職を離れて,初代の教務主任として就任した.それから20年,高等看護学院が短期大学に昇格し,日本の看護事情が変化してきた中で,一貫して優れた人材の養成に貢献してきた.
‘看護学校の時代には教務主任といっても学生寮の管理から,教務事務まで半分は事務職のようなものでしたが短大になって,やっと自分自身の勉強ができるようになり,自分なりに看護の体系化をし,それにもとづいた授業ができるようになりました’.先生は昨年看護系の教員と協力して,岡山県立短大独自の老人看護カリキュラムを作りあげた.
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