特集 POSの応用とその実践—第6回POS研究会報告
Ⅱ.パネルディスカッション‘POSの応用とその実践’
訪問看護におけるPOS
木下 由美子
1
1日本大学医学部付属板橋病院ホームケア相談室
pp.803-807
発行日 1984年12月30日
Published Date 1984/12/30
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663908040
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日大板橋病院では昭和51年に訪問看護室が開設され,その1年後に問題解決法の記録として,POSを採用した.それ以前は患者によってさまざまな記録がされていて,記録者は納得していても,ほかのスタッフが理解できないこともあった.記録の形式を整えることで,患者をみる視点がある程度統一でき,その効果は大きいといえる.
今回,今までの記録を振り返ることで,改めて記録の改善を考える機会にしたいと思う(なお昭和59年4月から‘訪問看護室’は‘ホームケア相談室’と改称された).
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