連載 看護学教育を考える・23
私にとっての看護の原点
樋口 康子
1
1日本赤十字社幹部看護婦研修所
pp.320-321
発行日 1984年5月25日
Published Date 1984/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907970
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本誌の名前のように,一般に〈看護教育〉という言葉はよく使われているが,〈看護学教育〉という言葉はあまり耳にしないのではないかと思われる.そこで,本誌の編集部が特に〈学〉という言葉を入れた意図がどこにあるか明らかでないが,筆者の独断と偏見による解釈をさせていただき,まず筆者自身が受けた看護教育が,卒業後数か月において体験した看護実践の上にどのように反映したかを,1ケースの場合をひもときながら,〈学〉の存在の有無について考えてみたいと思う.
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