特集 21世紀の助産婦像
看護の原点をみつめ直す
飯田 美代子
1
1元:賛育会病院助産婦学校
pp.286-290
発行日 1988年4月25日
Published Date 1988/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611207355
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はじめに
21世紀には「高齢化」「情報化」「核家族化」「都市化」「国際化」が進むと推測され,各分野で大ぎく変わる社会への対応が検討されている。高齢化社会を目前にして,看護の必要性と評価は高まっているものの,果たして助産婦を含む看護職者にとって21世紀はバラ色であろうか。筆者はいくばくかの危機感が心の隅にあることを否定できない。21世紀への橋渡しをする助産婦として,また21世紀に育つ2児の母親として,偏った私見ではあるが,将来へ向けての課題について述べることにする。
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