明日への看護をめざして 実践を通して考える・1
看護への問題提起
持永 静代
1
1千葉県立衛生短期大学
pp.53-58
発行日 1984年1月25日
Published Date 1984/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907928
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はじめに
本稿は看護理論を紹介しようというような大胆な考えを持っているものではなく,臨床看護婦として12年,看護基礎教育の看護教師として13年目を迎えた1人の実務看護婦として,その経験的立場から看護への問題を提起しようというものである.
看護学が新しい学問として確立されることを期待し,また21世紀へ向けての学問や社会構造の変化などに対応する看護ニードにこたえられる看護サービスの提供を確保していくためには,臨床看護サービス,看護教育,そして看護研究の現状を踏まえて,どのような視点から見つめ直すべきかを探究する必要があると考えている.
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