特集 課外教育と学生の成長
准看護婦科・看護婦科合同の学院祭の歩み—学校行事に対する学生と教職員の意識を考える
古賀 八千代
1
1八幡医師会看護専門学院
pp.824-831
発行日 1982年12月25日
Published Date 1982/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907762
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はじめに
当学院は,准看と夜間進学コースの2科を併設している医師会立の看護学校である.年齢の大幅な差,教育的背景の違い,さらに時間帯のズレ(准看護婦科は13時より17時まで,看護婦科は18時より21時10分まで)という大きな問題を抱えながら,今年で第5回の学院祭を終えた.
教育課程のうち,教科外領域として特別教育活動と学校行事などがある.学生の自主的・協同的・民主的な活動を助長することをめざす特別教育活動に対して,学校行事は学校が意図的・計画的に取り上げる行事活動であって,教員の手によって運営されるものである.内容としては,儀式,学芸的行事,遠足,修学旅行などがあげられる.
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