特集 卒後教育
Ⅲ全国国立大学医療技術短期大学部看護学科3年生の進路希望の実態
全国国立大学医療技術短期大学部看護学科3年生の進路希望の実態
長浦 レイ子
,
村上 生美
,
原 萃子
,
新潟大学医療技術短期大学部看護学科
,
群馬大学医療技術短期大学部看護学科
,
信州大学医療技術短期大学部看護学科
,
筑波大学医療技術短期大学部看護学科
pp.238-244
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907672
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はじめに
国立大学医療技術短期大学部(看護学科)の卒後教育のあり方を模索するにあたり,昭和54年度にひき続き55年度は卒後教育を受ける者,すなわち卒業生側の実状をとらえることが必要という,以前からあった意見が再燃した.しかし国立の医療技術短期大学部が卒業生を世に送り出してから既に10年余りが過ぎているため,卒業生の所在確認の困難さ,財源,調査の組織力および時間的制約などの問題がある.
そこで我々が年度内に手掛けられる範囲で,かつ卒業生の今後直面する問題や,意識などを明確に把握するためにできることは何かを検討した結果,遠回りではあるが,今回は第3学年次在学生の進路に関する希望調査を行い,卒後の進路経過を追跡するための基礎資料とすることにした.
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