聖隷学園浜松衛生短期大学＜岡村ゼミ＞見学記—‘21世紀に生きる人々へのケア’を目指す学習

　昨年の12月から今年の2月にかけて，静岡県浜松市にある聖隷学園浜松衛生短期大学衛生看護科で‘21世紀に生きる人々のケア’をテーマにした，看護界では非常にユニークなゼミナールが行われた．

　このゼミの講師は，1960年代にべトナム戦争を取材し世界の人々の胸を打つ報道を行い，日本では“南ヴェトナム戦争従軍記”（岩波書店）の著者として知られ，今日では“ホスピス—末期ガン患者への宣告”（家の光協会）の翻訳や，バイオ・エシックスの理念を広めるために全国各地で講演活動を行つている岡村昭彦氏．