小特集 私立看護大学・短大卒業生にみるマン・パワーと卒後研修
日本私立看護大学協会会員校同窓生の卒後動向についての調査
長谷川 浩
1,5
,
河合 千恵子
1,5
,
内田 靖子
2,5
,
森 まさ子
3,5
,
日野原 重明
4,5
,
前田 アヤ
4,5
1東京女子医科大学看護短期大学
2東海大学医療技術短期大学
3日本赤十字中央女子短期大学
4聖路加看護大学
5日本私立看護大学協会調査委員会
pp.347-353
発行日 1981年6月25日
Published Date 1981/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907551
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はじめに
昨今,医療技術の進歩は目ざましく,健康管理の指導内容も変わってきている.看護大学・短大卒業生のなかには,家庭その他の事情で,看護業務から離れている人も多く,こうした人たちが,いざ職場復帰を考えるときには,現代の医療についていけるかどうか不安感をもつものと思われる.そこで,日本私立看護大学協会(規約については末尾の資料を参照,会員校は表1のとおり)においては,大学・短大教育を受けた看護婦有資格者が,ひとりでも多く安心して職場復帰ができるよう願って,将来そのためのRefresher Course(卒後教育)を,当協会の事業として実施することとした.
1979年度は,この事業計画の準備段階として,卒業生の動向や卒業後の教育研修に関する卒業生の希望・意見を,当協会会員校の協力を得て調査した.次年度からは,この調査資料をふまえて実施計画案を検討することになる.
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