調査報告
私立医科大学病院における看護職の動き―私立医科大学病院看護職員実態調査から
吉村 八千代
1
,
星加 幸子
1
,
秦 トヨ子
1
,
藤枝 知子
1
1私立医科大学病院看護部長(総婦長)会
pp.380-389
発行日 1995年9月15日
Published Date 1995/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902215
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はじめに
私立医科大学病院看護部長(総婦長)会(以下「看護部長会」とする)では,「看護婦の定着,離職防止を考える」をテーマとして,1989年度より,各大学病院間の看護職員の動態について情報交換を行なっている.それにはまず,私立医科大学病院の看護職員の退職状況,採用状況,在職者の状況を把握することが先決であるとの考えから,1990年度より看護職員の実態調査を続けている.その調査結果をもとに毎年看護部長会で検討を行ない,それぞれの施設で定着対策を試みてきた.
今回,1994年度の退職状況,1995年4月の看護職員状況調査の報告と,過去5年間の動き,ならびに日本看護協会の調査研究「1993年看護職員実態調査」結果との比較を報告する.
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