私の発言
忙しさと難しさの中で—胸部外科における看護を振り返って
正藤 恵子
1
1市立札幌病院
pp.197-202
発行日 1981年4月25日
Published Date 1981/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907533
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はじめに
看護学校を卒業して初めての職場は,患者を中心に看護婦やその他の医療チーム・メンバーの協力のもとに,患者により望ましい看護を提供しようと前向きに仕事をしている職場で,自ら学習をしていくという姿勢の貫かれている職場でした.日々の学習と反省の中では,単に看護婦として必要な知識を集積するだけでなく,看護婦としての人間性の充実も求められました.
初めて仕事に就いたころは小児感染症の流行時期で,1日に10名を超える入院患者数のあることもありました.
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