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コースアウトライン全体討議による看護学総論の展開(4)—看護技術を中心として
佐藤 礼子
1
,
永井 いく子
1
,
吉田 博子
1
,
平野 頼子
1
1元慶応義塾大学医学部厚生女子学院進学科2部
pp.249-255
発行日 1980年4月25日
Published Date 1980/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907435
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Ⅲ.教授活動の評価
1)総合テスト
看護技術で基本的ニードの側面から授業を展開したものは,学習段階では,ニードに関する個々の知識を十分理解し,最終的にはそれらのバラバラの知識を統合し,1人の全体としての人間をみることができるようになっていることが期待されている.
しかし,3年次の臨床実習では,患者を基本的欲求に基づいて生活している人間としてみる目が十分に養われていない,という評価がなされた.このことは,1年次の看護学総論で教えた知識が,学生の中で統合されていないためであろうと考えた.
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