座談会
この目で見たアメリカ合衆国の社会と看護—1か月の現地研修で私たちが学んだこと
二木 シヅヱ
,
ランディーン
,
池井 みや子
,
山中 恵美子
,
細野 容子
Elizabeth Lundeen
pp.163-172
発行日 1979年3月25日
Published Date 1979/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907318
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看護を学び直そうという自主学習会が名古屋でスタートしたのは,3年前のことである.あちらの病院,こちらの看護学校と,現状に不満を抱くナースの有志が集まってきて,なんとなくつくったのが‘人間と看護を考える会’.現在は会員数も50人を超えている.この会は、看護を学ぶにはまず自分自身のあり方から問い直そうと,学習援助者に二木シヅヱさんを頼み,休日に研究会を開き,年に1,2度は泊まり込みの学習会を繰り広げたりして,誠に活発に動いている.
更に,この自主学習会方式は,燎原の火のごとく全国的に飛び火し始めている.一昨年は大阪に,昨年は小諸市と松本市に,全く同じ形式で会がつくられている.上から与えられたものではなく,自分たちて学ぶという点が,どうやら若いナースたちを魅きつけているらしい.
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