私の発言
開業医における看護教育
浅野 全子
1
1渡辺病院
pp.201-204
発行日 1977年4月25日
Published Date 1977/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663907081
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私は,高校の衛生看護科を卒業後,進学コースの高等看護学院で学び,臨床場に出て早5年余りたちます.最初は国立病院に就職し,3年間を経て結婚のために退職致しました.そして現在勤務している開業医に就職して,2年6か月たちました.昨年3月より,学生指導主任に就任,准看護学生の院内教育に取り組んできました.
“看護白書”に,‘看護教育は,私的なものとして考える時代ではない.国公立を問わず早急に学校教育法第1条校に規定する学校に移行すべきである’と述べられています.一方,看護協会を中心に,准看護婦廃止問題があげられています.このように,現代の看護婦の在り方が進歩せんとしている実情に反し,あちらにもこちらにも存在する看護学校において,一貫して充実した看護教育がなされているのでしょうか.
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