グラフ
緑と土で鍛える—“全人教育”を目指す玉川学園
pp.33-35
発行日 1969年9月1日
Published Date 1969/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906229
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教育そのものが本質的に問われている中にあって,玉川学園の教育は注目してよいものであるといえよう。教育を,創造性を欠落した知育だけにとどめることなく,知情意の人格形成に要求されるものを含め,幼児教育から大学教育まで一環した姿勢を持ち続けているのが玉川教育といえよう。全人教育,労作教育などの標語がそのことを示している。土に親しみ,自然を愛する心を養いながら,人格の円満な陶冶を図っている。小田急沿線の恵まれた自然環境の中で学生たちはのびのびと学んでいる。
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