特集 授業を追求する
座談会 授業の工夫と新しい方向
沼野 一男
1
,
伊藤 敦子
2
,
高橋 孝江
3
,
高橋 静江
4
,
藤枝 寿恵
5
,
横倉 弘子
6
1東邦大学
2北里大学
3国立東京第一高看学院
4慶応義塾厚生女子学院
5都立第一高看学院
6日赤女子中央短大
pp.36-45
発行日 1969年8月1日
Published Date 1969/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663906213
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司会(沼野) 私は,看護教育に関してはしろうとでよくわからないわけですが,この1年ほど,看護教育に方法というものがあまり研究されていないんじゃないかということを感じまして,何人かの先生方と一緒に,看護教育法の研究会というのを,これまでに何回かもっているものですから,完全なしろうとということは言えないかもしれませんが,しかしそれに近いものでございます。
そこで,きょうは,私は交通整理の役で,先生方からいろいろお聞かせ願いたいと思うわけですが,最初に,看護教育というものに,ほかの学校教育なり,あるいは企業内の教育なりと比べて特色があるのかないのか,看護教育独自の何かがあるのかないのかという問題と,それとの関連で授業というものを考えてみた場合に,そこにどういう問題があるのか,現在,先生方が授業をなさっていらっしゃって,そこにどういう問題点,あるいは悩みというのがおありかというようなあたりから,話を進めていきたいと思います。
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