特集 看護研究—教育・管理を中心に
対患者の信頼関係についての一考察
小篠 敦子
1
1熊本逓信病院看護部
pp.27-28
発行日 1967年12月1日
Published Date 1967/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1663905920
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はじめに
看護が独立した部門といわれるようになってから,急速に,高度の技術が確立されつつあるが,動けない患者にとって,排泄の世話は,看護上,大きなものの一つと考えられる。これに対する看護の良し悪しが,患者対看護婦の信頼関係に重要な役割を果している。この排泄の世話を受ける立場にある患者が,私達看護婦に対し,どのように感じ,そして,何を希望しているか等を知るために,この頻度の高い産婦人科病棟を対象に,患者100名に,下記のようなアンケートを求めたところ,約90名から,回答を得たので,これに考察を加え,看護の改善充実に資したいと思う。
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